ピッチコントロールの修理、清掃
STEP2
ピッチコントロールを裏返して、画像の中央にあるハンダ4ヵ所を「ハンダ吸い取り線」等で吸い取ります。(対面も同様に吸い取ります。)
基盤の中央にはピッチリセットのランプが取り付けられているので、この2ヶ所も吸い取ります。
STEP3
ハンダを綺麗に吸い取ったら基盤を外すのですが、このままでは外れません。よく見ると、片側4ヵ所のハンダ部分の内2ヵ所が微妙にねじられています。これらのねじれを慎重に戻してやります。力を加えすぎたり、逆方向へさらにねじってしまうと折れてしまうので要注意です。(対面も同様です。)
STEP4
基盤が外れるとピッチコントロールの裏面に爪が見えるので、これらを慎重にペンチなどで曲げて外します。
完全に外す前に、戻す際左右が反対にならないように確認しておきましょう。片側の角だけ丸角になってます。
STEP5
これでピッチコントロールの内部が確認できるようになります。画像の左側の茶色い板の上を右側にある4本のブラシ(実際はもっと細かいブラシ状になってます)が接触、スライドしてピッチをコントロールしてます。どちらも真っ黒になってます。これでは正常なコントロールが出来ないわけです。
ひと拭きでこの通り真っ黒です。
STEP6
ブラシの部分はとってもナイーブなので慎重に慎重にクリーニングを行いましょう。絶妙な角度で折り曲がっていますので、角度を変えてしまったり、力を入れすぎてポキッといってしまわないように要注意です。(*接点復活材使用の場合は付けすぎ注意です。)
綺麗になったら元に戻して終了です。